インビザラインによる矯正治療は、ほかの矯正治療とはどのような違いがあるのでしょうか。このページでは、それぞれの矯正治療の違いについてまとめました。
矯正治療を受けたいと考えたときには、いくつかの選択肢から選んで治療を行っていくことになります。矯正治療の中で最も知られているのが「ワイヤー矯正」です。
このワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して固定することで歯を動かしていくものです。このブラケットにもさまざまな種類があり、金属製のものやセラミック製、プラスチック製があります。それぞれ目立ちにくさや費用などによってどの素材のものを使うか検討しますが、金属製のものは比較的安価ではあるものの目立ちやすいという特徴があります。また、セラミック製やプラスチック製のものは目立ちにくい矯正装置を希望している人におすすめです。
さらに、一般的には歯の表側に矯正装置を取り付けますが、裏側に装置を取り付けて治療を行っていく「裏側矯正(リンガル矯正)」と呼ばれる方法も。ただ、裏側矯正は費用が高くなるというデメリットもあるため、上の歯だけ裏側矯正を行う「ハーフリンガル矯正」を行う人も多くいます。
また、矯正治療には「インビザライン」と呼ばれる、透明なマウスピースを使用した方法もあります。目立ちにくく、取り外しも自分でできるため歯磨きがしやすく食事制限も必要ないという点が特徴です。また、プラスチックなので金属アレルギーの方も問題なく使用できる点もメリットです。
インビザラインの他にも、マウスピース矯正装置にはいくつかの種類があります。
インビザラインと同様、透明で薄いマウスピース矯正装置ですが、「前歯のみ」といったように部分的な矯正治療に向いています。1ヶ月に1回程度クリニックで歯型を取り、新しいマウスピースを作成する必要があります。
アメリカ製のマウスピース矯正装置で、薄く透明なので痛みが少ないといった特徴があります。インビザラインとの共通点もありますが、場合によっては費用が安く抑えられるケースも。治療を行う場合は、歯型データをテキサスにあるスマイルトゥルー本社に送り、そこで歯並びをデザインします。
小児用のマウスピース矯正装置で、日々の習慣により歪みが生じた歯並びを矯正します。また、出っ歯や受け口の改善にも使用される反面、歯が生えるスペースが足りずに悪くなってしまった歯並びなどの矯正には向いていないとされています。
最寄り 駅 |
秋葉原駅より 徒歩5分 |
診療 時間 |
10:00~20:00 |
休診 日 |
祝日 |
TEL | 03-6260-8513 |
インビザライン費用:
33~88万円
最寄り 駅 |
御徒町駅より 徒歩1分 |
診療 時間 |
12:00~18:00 |
休診 日 |
火・木・ 日曜日・祝日 |
TEL | 0120-018-402 |
インビザライン費用:
93.5~104.5万円
最寄り 駅 |
入谷駅より 徒歩1分 |
診療 時間 |
9:30~12:30 14:00~18:30 |
休診 日 |
木・ 日曜日・祝日 |
TEL | 03-5828-4618 |
インビザライン費用:
93.5万円
※費用はすべて税込価格です。
※台東区でクリニックの公式サイトに「インビザライン専用の“iTero”3Dスキャナーを導入している旨を掲載しているクリニック」のみピックアップしています。
※iTeroとは、光学スキャナーでシリコンなどの印象材を使わずに、非接触で高精細に歯型を採り3Dのデジタルデータにして利用するものです。矯正治療で欠かせない「歯型をとる」作業の常識を根底から覆したものと言えます。
歯科矯正治療の費用と期間について
矯正歯科の一般的な費用は、ワイヤー矯正で80~150万円程度(表側矯正で80万円~100万円で、裏側矯正は110万円~150万円ぐらいが目安)、マウスピース矯正で30~90万円程度と言われています。使用する器具や治療期間によって費用に幅があります。
期間については永久歯列期(永久歯に生え変わった後)でで1~2年、状態によっては、3年以上かかることもあります。
副作用について
矯正中は虫歯や歯周病、装置の接触による口内炎などにかかりやすくなる可能性があります。
また、金属の装置による金属アレルギーなどの恐れもありますので、不安な点についてはクリニックへご相談ください。